こんにちわ、横浜すみっこクリエイター
です。Unityの情報をウォッチしている方ならもうご存知かもしれませんが、Unity 2021 LTSというバージョンがリリースとなっています。
今回はそれに合わせて、既存プロジェクトで使用しているUnityのバージョンをアップグレードしてみよう、というお話です。
この記事のポイント!
- LTS>は、Unityの安定版
- 既存プロジェクトでのバージョンアップ方法を解説
- バージョン間で不整合が発生し得るので、注意が必要
Contents
Unity 2021 LTS
LTSとは
LTSというのは、Long Term Supportの略で、Unityの安定版と理解すれば良いと思います。
2年間のサポート体制が約束されていて、エディターのバグなどがあれば修正されていきます。
2021での変更点
変更点は、下記リンクのUnity公式のYoutubeで解説動画が公開されています。
また、Unity公式ブログにも変更点がまとめられています。
個人的には、LTSとしてVisual Scriptingに対応したことが大きいと思っています。
Unity 2021のインストール
では、さっそくインストールしていきましょう。
インストールはUnity Hubから行います。紹介していませんでしたが、「Unity導入! | ゆにすち! - 準備編01」のときからUnity Hubのメジャーバージョンも上がっていて、見た目も大幅に変わっています。
Unity Hubを開くと、プロジェクト一覧が表示されます。
左カラムのインストールをクリックします。
上の図では、「2020.3.31f1」だけがインストール済みの状態ですが、ほかのバージョンになっていたり、複数のバージョンがあったりするかもしれません。
エディターをインストールをクリックします。
「2021.3.0f1」がLTSとして選択できるようになっています。
インストールをクリックします。
ここで、追加したいモジュールを選択します。デフォルトではVisual Studioと「Documentation」にチェックが入っている状態だと思います。エディターについてはすでにVS Codeを導入しているのでチェックを外し、言語パックの日本語のみ選択しました。
インストールをクリックします。
しばらく時間がかかりますが、インストールが終了するまで待ちます。
「インストールが完了しました」と表示されたら、左カラムのプロジェクトをクリックします。
既存プロジェクトのエディターバージョンをクリックします。
先ほどインストールした2021.3.0f1を選択して、2021.3.0f1で開くをクリックします。
エディターバージョンを変更しますか?と聞かれるので、バージョンを変更をクリックします。
バージョン間で不整合の可能性があるため、念押しの確認が来ます。ある程度プロジェクトを作り込んだ状態で、Unityエディターのバージョンアップをすると、不整合が多数発生する場合があります。下記リンクにアップグレード時に気をつけることがまとまっているので目を通しておくと安心です(英語です)。
リスクを理解した上で、続行をクリックします。
既存プロジェクトが新しいバージョンで起動しました。UIが一部変わっているのが分かります。
まとめ
今回は、LTS版となった2021バージョンのUnityを既存プロジェクトに適用する手順を解説しました。いろいろ使いやすくなっていると良いですね。
では、この辺で。
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